日本で仕事をするフィリピン人の在留数について

チョー

こんにちは、こちらの記事では海外人材の今について書いています。

是非、気になる方は一読お願いします!

2021年6月末現在、出入国在留管理庁が発表した在留外国人数によりますと、在留総数282万3,565人中、フィリピン人277,341人(構成比9.8%)。
フィリピンは上位の中国、ベトナム、韓国に続いて4番目に多い数値となっています。

1980年代から日本で仕事をするフィリピン人の往来が際立ち、現在に至っては、技能実習や特定技能で活躍するフィリピン人が増加傾向にあります。

海外労働者送り出し国として長けているフィリピンは、政府機関の審査を通過した人材を世界中に送り出し、フィリピン人永住者の多い日本でも様々な産業分野で人材受け入れが進んでいます。

今回は日本で仕事をするフィリピン人がどんな分野で働いているか?法務省のデータをもとに紹介していきましょう。


フィリピン人の在留数の多い在留資格

フィリピンの在留資格別の在留数では、永住者/日本人の配偶者等/技能実習が他国と比較して多い数値となっています。
〇永住者 134,272人:中国に続いて2位
〇技能実習 28,132人:中国、ベトナム、インドネシアに続いて4位
〇技術・人文知識・国際業務 8,045人
〇留学 1,770人
〇定住者 54,141人
〇家族滞在 3,509人
〇日本人の配偶者等 25,677人:中国に続いて2位
〇特定活動 7,218人
〇その他 14,526人
〇特別永住者 51人
〇特定技能  3,591人

永住者と日本人配偶者等が多い理由

1980年代、日本のバブル期を中心に在留資格・興行で入国するフィリピン人、特に女性が多く来日し、飲食業界で働くフィリピン人女性と日本人男性の国際結婚が当時、流行となりました。

在日フィリピン人の増加は、在留資格・興行での来日から、2008年フィリピンは日本政府と経済連携協定を締結し、フィリピン人看護師・介護福祉士の候補者の受け入れをスタートし、フィリピン人人材雇用の間口も拡大されてきています。

1980年代に来日し日本人男性と結婚したフィリピン人は、永住や日本人配偶者等の在留資格で日本に長く居住し、結婚して生まれた子供たちがフィリピン人2世として日本社会の一員として生活しています。

フィリピンは海外労働者送り出しの盛んな国であり、海外で仕事をし生活するスキルに長けている国民性を持ち、海外先で長く居住し独自のコミュニティを作ることを得意としています。

現在では、技能実習生としてさらに活動の幅を広げながら、日本とのつながりを持ちながら自由にフィリピンと日本を往来しています。

フィリピン人技能実習生の受け入れ

フィリピン人の技能実習 28,132人。

中国、ベトナム、インドネシアに続いて4番目に多い数値となっています。

フィリピンからの労働者送り出しの今までの経緯には、様々な問題を解決してきた実績があり、その経験から技能実習制度の導入では、他国よりも失踪者数が少ない傾向にあります。

また、フィリピン人技能実習の在留数が多い理由には、他国と異なる送り出しシステムがあることです。

フィリピン政府認定機関POLOとPOEAの審査を通すことが義務付けられていて、政府のサポートが手厚いことから、日本の企業からは信頼度を得ているという特徴があります。

※外国人技能実習機構の統計では、フィリピン技能実習生の職種別・技能実習計画認定件数の多い順に、機械・金属業/建設業/農業/食品製造業となっています

フィリピン人特定技能の在留数

在留資格・特定技能では、コロナ影響もあり、まだ新しい在留資格として認知度も低いことや、技能実習制度の違いと活用の方法などが浸透していないため、数値的にはまだフィリピン人に限らず他の国籍も含めて特定技能活用は進んでいない現状です。

2021年9月末、出入国在留管理庁が発表した特定技能外国人数によりますと、フィリピン人の総数はベトナム人に続いて2番目に多い3,591人。

技能実習からの移行ルート3,038人。産業別では以下の通りとなっています。
フィリピン人が活躍している業種は、介護、産業機械製造業、〇造船・舶用工業、建設、農業、飲食品製造業など、多分野で雇用が進んでいます。

〇介護 437人:ベトナム、インドネシアに続いて3位。 EPA介護福祉士候補者ルートで91人、特定技能試験ルートで346人となっています。

〇ビルクリーニング 55人

〇素形材産業  206人

〇産業機械製造業 488人:ベトナムに続いて2位。技能実習移行ルートからとなっています。

〇電気・電子情報関連産業 177人

〇建設 306人:ベトナムに続いて2位。技能実習移行ルートで297人、特定技能試験ルートで6人となっています。

〇造船・舶用工業 645人 :1位。技能実習移行ルートとなっています。

〇自動車整備 223人

〇航空 1人

〇宿泊 3人

〇農業  542人:ベトナム、インドネシアに続いて3位。技能実習移行ルートで517人、特定技能試験ルートで25人となっています。

〇漁業 3人

〇飲食品製造業 477人:ベトナム、ミャンマー、インドネシアに続いて4位。技能実習移行ルートで466人、特定技能試験ルートで11人となっています。

〇外食業 28人

まとめ
フィリピン人の在留人数データから、在留資格と分野別の人数を確認してみました。今後、在留資格・技能実習と特定技能でフィリピンン人を雇用検討する際は、各データからの傾向や、どの分野での採用が適しているか参考にすることをおすすめいたします。

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